自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

個人番号カード取得

 正直マイナンバーカードの必要性は感じていないし無くても全く支障も不便もない。
しかしながら年が明けて3月31日までというマイナポイント取得期限が近づいてきたので重い腰を上げてマイナンバーカードを取得することとした。

1月6日
 ネットで申請作業を実施した。個人番号通知カードと写真さえあればものの数分で完了。

1月26日
 約1ヶ月かかるとされていた「交付通知書」が郵送で到着した。結局3週間待ちだった。国の仕事の割にはかなり早いと思った。市役所での受け取りは予約制。一番はやくても翌々日以降での予約が可能だった。コロナ感染拡大防止だか、予約枠が20分毎に細かく刻まれている。予約枠には余裕があり選ぶのはそれほど困ることはなさそう。ただし日曜は休業、土曜の予約は全て埋まっていた。

1月28日
 市役所の窓口にて交付手続。予約枠通りの時間に行ったが、数分待ってからの受付だった。マイナンバー通知カードを持っていく必要があったが、紛失届けを出せばよろしいとのこと。

 窓口のタッチパネルの端末で以下の4つのパスワードを入力して登録する。
1.「署名用電子証明書暗証番号」(英数字6文字以上16文字以下)
2.「利用者証明用電子証明書暗証番号」(数字4桁)
3.「住民基本台帳用暗証番号」(数字4桁)
4.「券面事項入力補助用暗証番号」(数字4桁)
 この操作がよく使っているようなATMとかネットのウェブ上での操作感覚と大いに違ってすごく戸惑う。窓口の人の案内もなんかわかりにくい。2番の暗証番号を入力してから続けて3,4番の入力をしようとしたら自分の思惑と違って終了してしまった。係員曰く「ほとんどの人は2,3,4を一つの共通の暗証番号にしている」「そこから変更するにはまた別の窓口に行っておこなってください」と。操作感覚がわかりにくくて、説明も理解し難い。自分の思惑どおりには入力できない機械。

 また、カードを今後どのように使うのかなど基本的には国の仕事なので受付・交付業務以外は市役所では答えられないとのこと。窓口では10分程度の手続きでカードを受け取った。しかしなんか釈然としない感覚。

 カードを受け取ってさっそく、最寄りのイオンにてWAONカードでマイナポイントを受け取るべく登録作業を実施した。ここもコロナ感染拡大防止だかという理由で店員さんのアシストは無しで自分で機械を操作するということになっている。この専用の機械が市役所での端末以上に曲者だった。小さくて画像が荒くて見えにくい画面、文字、分かりにくいUI、わかりにくい使用単語に散々苦労させられる。設置されている説明書を読みくらべながら25分もかかってしまった。
 これだけ苦労したので、おそらく期限内には5000+2000=7000WAONを手にすることができるはず。それにしてもパソコン・スマホに慣れている私が苦労したのだから高齢者の皆さんは相当苦戦するだろうし、店員を捕まえてなんとかしてもらうか諦めるかのどちらかだろう。

 「個人番号カード」なる国民背番号制。莫大な税金を使ってシステム構築しているのにカードの配布一つとっても非常に効率が悪い。今後さらに税金の無駄遣いが続いていくのだろうと思うと日本国の先行きが不安である。

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イオン店舗特設カウンター等に設置のマイナポイント支援端末  超絶使い難いイケてない機械