自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

栃木県の秘湯 加仁湯温泉

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 鬼怒川温泉駅からどんどん標高をあげる山道をクルマを飛ばして約一時間、夫婦淵駐車場まではマイカーで行ける。そこからは一般車通行禁止、非舗装の林道を宿の送迎バスが約30分かけて山を超えていく。(歩けば約2時間半)鬼怒川の上流山奥、渓流沿いの崖に挟まれた狭い土地に忽然と現れる鉄筋コンクリート4階建ての温泉旅館。

14畳の部屋を一人利用一泊2食 17,875円(税込・サービス料込)
入湯税:150円
Gotoトラベル割引:6,756円
支払料金:11,269円(税込・サービス料込)
GOTOトラベルクーポン3000円貰った。
ちなみに夕食時の生ビールは600円。

 内湯と3つの露天風呂は源泉かけ流しの白濁しているお湯。それ以外に一人づつ使うロマンの湯が5種。いずれも24時間入れるとのこと。残念ながら第一露天風呂は女性専用で入れなかったが、晩から朝まで飽きずにお風呂を次々と楽しめる。お風呂がたくさんあるためかほとんど他の客と居合わせることはなかった。図らずも夕方からちらつき始めた雪が一晩で少々つもり山が雪化粧する様を目の当たりにした。
 それでもこの時期に湯が積もっていないのは異常に積雪が少ない状態。直近は3シーズン連続で雪が少ない冬が続いているとのことだった。温暖化の影響がこんなところにもあらわれているのだろうか?。
 食事は晩朝ともに伝統的な旅館の和食、皿数は多いものの正直特筆することは無し。険しい林道を登ってきた山奥というロケーションを考えればこんなものか?食事会場には20名ほどの客が集っていた。会場以外ではほとんど合わないのは旅館の規模が結構大きい割に入っている客が少ないからなのだろうか?

 地方はどこも少子化・人口減少で働き手が不足しているのだろう。加仁湯温泉もその例にもれず働いているのは中高年の方ばかり。その代わりといってはなんだろうが、ミャンマー出身の男女が複数人働いていた。今や日本の産業は外国人労働者なしでは成り立たないのだろうな。

 自分自身久しぶりに伝統的な和風温泉旅館宿泊となった。昭和時代を懐かしく思い出して、たまには良いものだなぁと思った。

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