オン・ザ・ロック 2020
ON THE ROCKS
二人の娘を育てるのに忙しい主婦ローラ。ふとしたことから仕事で忙しく家を開けがちな夫の浮気を疑い、それに乗って騒いで楽しむ父親に振り回されたさまを描いた作品。
ローラ（ラシダ・ジョーンズ）は子供二人を育てながら作家としても活動中もなかなか執筆が進まない。というのも子育てに手がかかる時期だし、夫は仕事で不在がち。
幸せな毎日を過ごしていたが、あることがきっかけてあまりにも仕事が忙しい夫が若い秘書と浮気をしているのではないかと疑い、悩み始めた。
ローラの父親フェリックス（ビル・マーレイ）が話を聞きつけて始まる大騒動。夫に尾行をつけたり、出張先に押しかけたりの騒動が始まる。
フェリックスは女好きで、家庭を壊した経歴の持ち主。今は元画商として裕福なリタイアライフを送っている。
引退している今もパリで暮らしたり、豪華客船で優雅な旅したり、NYでは運転手付きのメルセデスで高級なレストランをなどを回る。
自分自身の女好きから想定してローラの夫が浮気をしていると決めつけ調査を始める。
ローラはその奔放で遊び好きな父親に振り回されながらおきる心境の変化は？
ハチャメチャなおじいさんに振り回されるという点で「ダーティ・グランパ」を連想した。
尾行するのに用意したのが年代物の真っ赤なアルファ・ロメオのオープンカー！お父さん思いっきり楽しんでる。
ソフィア・コッポラ監督作品。基本的には同年代の女性が観ると共感するのかな？
中年、まもなく老年のおっさんである私にはなんだかなぁという結末。
主演のラシダ・ジョーンズ今まで鑑賞した作品なかったけど、実際のお父さんはあのクインシー・ジョーンズ。感じの良い中年女性を演じていて好印象だった。今後また別作品で出会えるかな？
