2020年10月1日
大人の休日倶楽部パスを使用して乗り鉄活動、リゾートあすなろ下北1号に八戸駅から下北駅まで乗車した。本来は指定券530円が必要なところ大人の休日倶楽部パスに含まれている6回まで使える指定券を使用したので追加費用はなし。
車両はHB-E300系二量編成。HPによると2010年デビューなのですでに10年も経過しているとのこと。その割に稼働がすくないのか、手入れが良いのかまだまだ新しくてきれいな状態。運転台の後ろは全面のガラス張りで展望スペースが用意されている。HB-E300形式のHBはハイブリッドを表している。ディーゼルエンジンは直接駆動力として使用せず、発電機を回しその電力でモーターを駆動する。エンジンをこまめに停止、回生ブレーキで電力回収するなどしてキハ40系に比べて燃料消費率10%削減を達成している。騒音低減し乗り心地も非常に良くなっている。
リゾートあすなろ下北は八戸ー野辺地間は青い森鉄道の線路を走行し、野辺地から大湊線に分岐する。野辺地ー大湊間58.4kmを約一時間、大湊線は陸奥湾沿いに海岸をむつ市まで北上する。海岸沿いなので海を眺められるかと期待したが、沿線は風が強いらしく防風林がかなりの部分で両側に高くそびえていた。大湊線は防風林と風力発電風車が多くてめだつ印象だった。
他の地域と同様沿線は過疎化がすすんでおり、かつほとんどの人がクルマで移動している。鉄道の存続は非常に難しそうな感じだった。