自由人の独り言

思いつくまま気まま日記

只見線

3月12日

新潟県小出駅会津若松を結ぶ只見線
平成23年(2011年)豪雨で鉄橋を流されてから以降只見駅会津川口駅間は代行輸送バスが走っている。
運行されている本数は
小出駅只見駅間 全通している列車は日に3本
只見駅会津川口駅 代行バスは日に7本
会津川口駅会津若松駅 日に6本
しかも、乗り継ぎが良いようには考慮されていないため首都圏から乗りに行くのは大変。しかたなく越後湯沢に前泊して臨んだ。

小出駅からキハ48系2両編成。
まだ雪がのこる峠道。上り坂をうんうんとうなりながら頑張って登る。場所に寄っては30km/h程度。県境の長いトンネルを抜けるとまもなく只見駅に到着。

只見駅からの代行バスは大きな車体ではない。乗客数によって出動するクルマを変えるコントロールをしているようで大白川駅を発車後に車掌さんが代行バスへの乗車の人数を確認していた。
会津横田駅でバスを降り、大塩温泉に共同浴場に立ち寄り湯。
バス停に向かっていたところ、先程のバスよりも小型で車体のカラーが違うバスがちょうど出ていくところを目撃。何気なく見送ったが、実は乗ろうとしていたバスが期間により15分早い時刻に変更されていた。思い返してみればこんなひなびた場所に公共交通機関がいくつもあるわけはないし、人数によってバスを変えていることに気づいた。
次のバスが来るのは3時間後、会津川口駅までは15km徒歩3時間とのgoogle map。じっと待っていても面白くないので会津川口駅に向かって歩きはじめた。結果只見川沿いの景色を堪能。住民なのか観光客なのか意外と通行しているクルマの数は多かった。幸いな事に路面に雪は全くなかったし、小雨がパラパラするときもあったが傘の要らない程度ですんだ。そのうち雲が切れて晴れ間も見えてきた。長い散歩になった。

不通区間只見線線路はいくつも大きな鉄橋が流されていて、かつ工事は難航している。交通需要も極端に道路に偏っているようで、優先順位が低いのだろう。2022年には復旧全線開通したいとの計画もあるようだが、どうなることやら。

会津川口駅には計算通り3時間後に到着。靴の中で足裏が痛い・・・
会津川口会津若松間はキハ40系2両編成が運行されているが、翌々日14日からキハE120に車両が交代するので今日・明日でラストラン。駅や沿線には撮り鉄多数。クルマで追っかけて何度もシャッターをとったり、急いで転んだりしている人も見えた。
線路は会津川口以降も只見川沿いにうねうねと何度も鉄橋を渡るが、基本下り坂なので快調に走る。
塔寺駅からは盆地の平らな場所で線形もよくなりキハ40は一気にスピードを増した。

 

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